
大和葡萄酒は、日本のワインを世界基準に近づけるため、日々研究と努力を惜しみません。その一環として現在、市場や飲食店で廃棄物として処理されてきた貝殻を、ワイン醸造用葡萄の肥料として再利用する「ミネラル甲州プロジェクト」を進めています。
欧州では、葡萄畑の土壌が石灰質なうえ、ミネラル分を多く含む硬水が使用されるため、生産されるワインにもミネラル分が多く含まれます。その結果、長期保存に適し、味にも複雑さが増します。それに反して日本の土壌にはミネラル分が少なく、水も軟水のため、欧米のワインと比べると長期保存に向かず、味にも特徴がないと言われがちです。
そこで大和葡萄酒は、土壌を改善するための肥料として、廃棄物として扱われてきた貝殻に着目。焼却して粉砕した貝殻を、協力農家の葡萄畑に年間を通してまき続けるなど、多くの研究と実験を重ね、ワインづくりへの成果を実証してきました。
この「ミネラル甲州プロジェクト」は現在、国の農商工連携事業にも認定され、ワインの商品化に向けての最終段階に入っております。
廃棄されていた貝殻を焼成化し粉砕、粉末化
粉末化された貝殻を散布した土壌土壌の改良だけでなく、大和葡萄酒では数々の研究を行ないながら、日本のワインを世界基準に近づける努力を続けています。日本のワイン産地勝沼が、世界のワイン愛好家に注目される日が来ることを信じて、日々の努力を怠りません。
| 水分抑制 | 葡萄の樹体の水分摂取を抑えることで、良質なブドウを栽培する実験。水分摂取が少なければ糖度が上がり、ワインの品質向上につながります。 |
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| 樹液流センサーの使用 | 光合成の際に樹体の中を流れる樹液の量を計測することで、生産された糖分を予測することができます。 |
| 4倍体クローンの台木実験 | 染色体数を通常の4倍にした台木を使用する栽培法の実験。味や着色が良くなるうえ、樹勢が弱まり栽培しやすくなると期待されています。 |