
勝沼が、日本における葡萄の発祥の地であることはよく知られています。その日本最古の葡萄とは甲州種であり、さらに甲州種のなかでも日本最古であろうと言われているのが、大和葡萄酒の管理する指定文化財「甲龍」(樹齢約130 年)です。
大和葡萄酒では、その「甲龍」と、同じく指定文化財の「三森甲州(樹齢約100年)」を原料に、独自のワインを醸造しております。その他、「大阪甲州(樹齢90年)」「甲州三尺」「紫葡萄」など、日本の古来品種の葡萄からも、ワインづくりを行っております。
「甲龍」「三森甲州」「大阪甲州」と、その枝分けからワインをつくる権利を得ているのは、多くのワイナリーのなかでも大和葡萄酒だけです。
日本最古の葡萄の木「甲龍」
「甲龍」とその枝分けを原料にしたワイン
樹齢90年新宿御苑から大阪へ
40年ぶりによみがえる紫葡萄甲州葡萄の由来には2つの説があります。樹齢約130年の古木甲州と樹齢100年の古木三森甲州だけが文化財指定を受けており、甲州葡萄の遺伝子を受け継ぐことを使命と捉えています。
平安時代の僧、行基が山梨・勝沼に立ち寄った際、日川の岸の大きな岩の上に座って何日もお祈りを続けたところ、ある日夢に薬師如来があらわれた。その薬師如来は金色に輝き、右手に葡萄、左手に宝珠を持っていた。行基は、早速この地に寺を建てたところ、葡萄の木を発見したという説。
勝沼の上岩崎に住んでいた雨宮勘解由という人が年に一度の石尊祭というお祭りに行く途中、山道で珍しいツル性の植物を見つけた。それを持ち帰り大事に育てたところ、5年目に甘い果実がなった。これが甲州葡萄の始まりといわれ、彼はその苗を村の人に分けた。こうして甲州葡萄が広まったという説。
樹齢130年指定文化財「甲龍」
樹齢100年指定文化財「菱山甲州」