ワイン物語

萌芽

秋に収穫した甲州葡萄を約3ヶ月じっくりと冷温で追加熟成し、糖度を高めることで甲州種の持つコクと香りをさらに引き出す独自の醸造法によって造られた『春の新酒』である。

甲州葡萄は酸味が豊かで保存性に優れた葡萄で、比較的香りが少なくあっさりした味に仕上がるのが通常のワインであるが、それを房のまま半乾燥させることで糖分や風味を凝縮し、豊かなタンニン分と極めて濃厚な果実味、アルコール分の高さがバランスを保ち、信じられないほどの深みと潤いを出すワインに仕上がり、春の芽吹きとともに出荷される『春新酒』となる。

今年も、お客様の強いご要望にお答えして『甲州葡萄追熟仕込−萌芽(甘口&辛口白ワイン)』に加えまして赤ワイン『赤葡萄酒追熟仕込−萌芽』を新発売致しました。山梨県産のカベルネ・フラン100%使用の香り高い甘口赤ワインです。秋に収穫した完熟のカベルネ・フランを3ヶ月間冷温で房のままじっくりと追加熟成させ、果皮の成分(ポリフェノール)を十分に溶け込ませたのち、真冬に丹念に醸造したアマローネ製法の赤ワインです。

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