大和葡萄酒株式会社では、飲食店を経営されている皆さまに向けた
業務用ワインの販売を行っております。業務用ワインは小売り販売や、酒店への卸し販売よりも、飲食店様等の業務用を優先に販売いたします。
近年、国産ワインの品質向上と低価格化に伴い、100%日本産ブドウでつくったワインが人気を集めています。「産地」や「品質」にこだわる愛飲家も増えており提供されるワインが、飲食店選びのポイントのひとつにもなっています。
大和葡萄酒株式会社では、そうした消費者のニーズに応えるべく、
飲食店のご要望にあったワインの提案や、オリジナルワインの開発などさまざまなご相談にも応じ、サポートいたします。まずはお問い合わせください。
1999年の「赤」ブーム以降、勢いを失っていたワイン市場が、近年拡大傾向にあります。日経産業地域研究所の調査では、チリや南アフリカなど新興国の低価格製品の増加に加え、日本産の評価の高まりが背景にあることがわかったようです。自宅でワインに合わせる手料理でも「和食」がトップに立つなど、
ワインは日本の家庭に着実に根付きつつあります。
ワインを飲む理由は「比較的安くておいしいワインが増えてきたから」が78.2%と最多。愛飲家でも同じ理由をあげる人が92.3%と、「酒類のなかではワインの味が特に好きだから」の91%を上回っています。この低価格・高品質志向は、自宅用ワインの購入で利用を増やしているお店や、飲食店業界にも反映されています。
過去1年間にどの国のワインを一番多く購入しているかという調査では、全体では日本がトップに立っています。生産国に加え、その国のどの産地かを重視する消費者も多くなり、購入基準に「生産国・産地」を挙げた人に、生産国のなかの産地にこだわっているかを尋ねたところ、「非常に」「ある程度」合わせて6割を占め、
愛飲家では4分の3に達しています。
こうした層は具体的に、どんな産地のワインを購入しているのか。全体、愛飲家ともフランスのボルドーがトップ。
大和葡萄酒のある山梨県甲州市の勝沼地区は、産地にこだわる人全体では2位、愛飲家でもフランスのブルゴーニュに次いで3位に入っています。これは、勝沼ワインが国産ワインのまさに中心にあることを示した結果だと思います。日本産ワインは国際的な評価も高まっており、大和葡萄酒のワインも国際ワインコンテストやモンドセレクションで賞をいただくなど、
その知名度はますます大きくなっています。
ワインを飲む人の、日本産の品質などに関する意識調査では、「安全性が高く、安心して飲める」について「そう思う」「まあそう思う」人は82.3%を占めています。原料のぶどうの品質や醸造過程での安全性確保などへの信頼性が高いためであり、「原料のぶどうも日本産であるワインは良質だと思う」、「品質や味が欧州産などに比べ見劣りしないものも多い」
との見方も多数を占めています。
では、ワインと一緒に取るのはどんな料理なのか。自宅での手料理では和食とパスタが飛び抜けて多く、愛飲家はトップの和食が71.9%と群を抜いています。さらに、14種類のつまみから自宅と飲食店で食べることが多いものを尋ねる調査では、自宅、飲食店ともチーズ類がトップ。飲食店では2位の刺し身・カルパッチョとの差はわずか0.7ポイント。
飲食店では自宅と趣向を変え、鮮度が命の生魚と合わせる人もいるようです。ワインをよく飲む飲食店ではイタリア料理店が63.7%と最も多く、愛飲家でひときわ目立っています。
ワインの市場は世界市場であり産地の個性はその国の食文化と共に繁栄します。 国土の狭い日本のワインは栽培面積に限界がありその前途は多難とも言えましょう。しかし環境が整っていない事を言い訳に世界の傾向を無視出来ません。当社は品質も価格も世界水準でワインを造る事を指針としています。
大和葡萄酒は日本古来の葡萄品種を大切と考え、歴史や葡萄のルーツを真剣に熟慮し、日本の風土と環境に合うワインを醸します。日本は独自の文化を持つ素晴らしい国です。そして育まれた食文化は世界から高く評価されています。このような日本独自の価値観を誇りに日本独自のワイン造りを目指しています。
では、独自のワイン造りとは?
まず重要なのが産地形成です。勝沼が日本におけるブドウの発祥の地であることはよく知られています。その日本最古の品種とは甲州種であり、さらに甲州種のなかでも日本最古の樹であろうと言われているのが、大和葡萄酒の管理する指定文化財「甲龍」(樹齢約130年)です。 大和葡萄酒ではその「甲龍」と、
同様の指定文化財の三森甲州(樹齢約100年)より枝分けした甲州種のブドウなどを使用した日本独自のワインを醸造しています。
欧州では、ブドウ畑の土壌が石灰質であるうえ、ミネラル分を多く含む硬水を使用されるため、生産されるワインにもミネラル分が多く含まれます。その結果、長期保存に適し、味にも複雑さが増します。それに対して日本の土壌にはミネラル分が少なく、水も軟水のため、欧州のワインと比べると長期保存に向かず、味にも特徴がないと言われてきました。
そこで、土中のミネラル分を補うため、カルシウムを多く含んだ貝殻に着目しました。研究と試験の結果、ミネラルを多く含んだ甲州種ブドウの栽培に成功し、また醸造したワインにもその結果がそのまま反映されていることも確認できました。
原料のブドウ、そして原料に最適な醸造方法、熟度と酸味、そして香りの全てに絶妙なバランスを保っているエレガントなワイン造り。その絶妙なニュアンスを知る事は積み上げた経験を基に可能性を追求する以外なし得る事はできません。 私たちは世界品質のワインを醸造するために、例え僅かな成果でも可能な限り、日々努力を続けています。
世界品質を目指して、必要成分に関する数値の可視化による品質向上を具体的な研究として継続し、2012年にはコンクールで最高部門金賞をいただくなどの成果を残し、また、スパークリングワインに関しては、過去4年間のコンクール実績は、上位を常に独占するなど、高品質で強い商品を取り揃えております。
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